小杉駅東部地区 再開発全体マップ
小杉駅東部地区は、綱島街道と新幹線・横須賀線に挟まれた地区の最北端(A地区)、及び新幹線・横須賀線の西側のNECの用地(B・C・D地区)です。そのうちA地区・C地区についてはほぼ再開発が完了しています。

再開発によるマンション・商業施設、緑と水辺・・・。中原区の中心で変わりゆく武蔵小杉、変わらない武蔵小杉を楽しむ。それが武蔵小杉ライフ。
小杉駅東部地区は、綱島街道と新幹線・横須賀線に挟まれた地区の最北端(A地区)、及び新幹線・横須賀線の西側のNECの用地(B・C・D地区)です。そのうちA地区・C地区についてはほぼ再開発が完了しています。
事業名:横須賀線武蔵小杉新駅設置
横須賀線武蔵小杉駅 俯瞰(2010.9.30)
横須賀線武蔵小杉駅舎
(2010.3.23)
横須賀線武蔵小杉駅前交通広場
(2010.3.23)
横須賀線武蔵小杉駅駐輪場
(2009.12.26)
南武線ホーム連絡通路跨線橋
(2013.1.3)
横須賀線連絡通路トンネル工事・入口
(2008.3.14)
横須賀線連絡通路トンネル工事・裏側
(2008.3.14)
南武線下部(旧)児童用通学路入口
(2007.7)
南武線下部(旧)児童用通学路内部
(2007.7)
南武線下部人道地下通路入口
(2013.1.3)
南武線下部人道地下通路内部
(2013.1.3)
武蔵小杉には、横須賀線及び新幹線の線路が近接地を通っていましたが、従来駅は存在しませんでした。南武線と横須賀線の乗り換えは鹿島田-新川崎でやや強引に行っていたわけですが、武蔵小杉駅周辺の著しい開発の進捗も勘案し、横須賀線新駅が川崎市の請願駅として建設されました。2010年3月13日、横須賀線および湘南新宿ラインの全列車(成田エクスプレスを含む)が停車する駅として開業しています。
従来の南武線ホームとの間には連絡通路が建設され、動く歩道が設置されます。綱島街道と新幹線・横須賀線の線路は上をまたぐかたちになりますが、エレベーターが設置されるため車椅子やベビーカーでもバリアフリーで乗換えが可能になります。また、横須賀線新駅の設置に伴い、JR線と東急線の連絡通路も新設されます。
武蔵小杉は元々非常に鉄道のアクセスの良い駅であり、東京方面はほぼ1本でどこにでも行けるような条件にあります。その中でも唯一の弱点は品川・東京駅方面だったのですが、この横須賀線新駅の開業によりそれも払拭されることとなります。
なお、横須賀線武蔵小杉駅の整備にあわせて、南武線下部の狭隘な「児童用通学路」を改良し、大人も通行可能な横断トンネルとして再整備されることとなり、2009年10月20日に供用開始されました。それに伴って、従来の「児童用通学路」は閉鎖され、長年の役割を終えることになりました。
1.設置箇所
JR東日本 横須賀線 西大井駅~新川崎駅間(品川より約10km 地点)
2.ご利用者数
7万人規模を想定 (横須賀線新駅の1 日の乗降客数、乗換を含む。)
※JR武蔵小杉駅全体の乗降客数=約18 万人
3.開業日
2010年3月13日
4.概算事業費
新駅及び駅前広場等関連施設整備の概算総事業費 約200 億円(当初)
5.停車種別
横須賀線・湘南新宿ラインの全列車(成田エクスプレス含む)が停車
6.駅舎の仕様
ホーム:15両対応 長さ311m(ホーム幅4m~11.5m)
駅舎:約1,300㎡(高架下)
バリアフリー設備等:エレベーター2基、エスカレーター5基、多機能トイレ1箇所、動く歩道2基
駅前広場への通路:1箇所
7.連絡通路の仕様
全長:約280m(幅5m~7m)
乗換こ線橋:1箇所
バリアフリー設備等:エレベーター3基、エスカレーター4基、動く歩道4基
8.その他
改札口を横須賀線高架下に1 箇所新設予定
1.バス設備
乗降所3箇所設置(当初川崎市営バス・東急バス・臨港バスが発着予定。東急バスは最終的に撤退)
バス待避所設置
2.タクシー設備
乗降所1箇所設置
タクシー待避所設置
3.一般者設備
一般者乗降所1箇所設置
障害者用乗降所1箇所設置
4.歩行者用上屋
ロータリー全域に屋根を設置
5.駐輪場
ロータリー内に1,300台規模の4階建て駐輪場を設置
新幹線高架下に200台規模の駐輪場を設置
■駐輪場イメージパース
6.その他
交差点に信号を設置
ロータリーの禁煙化を検討
レジデンス・ザ・武蔵小杉と中原消防署の間の通路を横須賀線武蔵小杉駅改札に連結
7.ロータリー建設工事説明会資料
1.設置箇所
南武線武蔵小杉駅東側 新丸子東2丁目・3丁目境界の南武線下部
2.概要
現在の児童用通学路トンネル(高さ1.4m)を自転車用スロープ付トンネル(高さ2.5m)に改良
3.完成時期
2010年2月完成(2009年10月20日暫定供用開始)
事業名:中原消防署/リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
A地区 俯瞰(2008.3.9)
レジデンス・ザ・武蔵小杉
(2007.10)
レジデンス・ザ・武蔵小杉 駅前広場側
(2007.11)
レジデンス・ザ・武蔵小杉 デリド武蔵小杉店
(2007.11)
武蔵小杉駅南口線
(レジデンス前・2007.10)
中原消防署/リッチモンドホテルプレミア
(2008.3.9)
中原消防署/リッチモンドホテル下層部
(2008.4.21)
A地区は、綱島街道と横須賀線に挟まれた地域の一番北側、パークシティ武蔵小杉の西側にあたります。横須賀線武蔵小杉駅の駅前地区にあたり、レジデンス・ザ・武蔵小杉は駅前広場に面したマンションとなります。駅前であることから、レジデンス・ザ・武蔵小杉の1F南側(駅前広場側)はショップスペースとなっており、富士シティオの経営する「Deli°f(デリド)武蔵小杉店」が開店しています。
そのレジデンス・ザ・武蔵小杉の北側には、複合施設として中原消防署とリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉が建設されました。また、エリアの西側(主にレジデンス・ザ・武蔵小杉の前)を都市計画道路 武蔵小杉駅南口線が南北に走り、中丸子地区へとつながります。
●事業名称
レジデンス・ザ・武蔵小杉
●敷地の地名地番
中原区新丸子東3-1111-1
●敷地
用途地域
工業地域
指定建ぺい率
70%
指定容積率
50%
●建築物等の概要
用途
共同住宅(389戸)・店舗
構造
鉄筋コンクリート造
階数
地上24階・地下1階
敷地面積
6672.20㎡
建築面積
4321.82㎡
延べ面積
45953,49㎡
高さ
76.25m
着工・完成
2005年7月末日着工 2007年9月末日完成予定
建築主
株式会社コスモイニシア
設計者
株式会社住環建築計画
工事施工者
大豊建設株式会社 東京支店
所在地
川崎市中原区新丸子東3-1175ほか
敷地面積
約2,600㎡
規模・構造
鉄骨・鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上20階 塔屋2階 最高の高さ79m
延べ面積
約14,300㎡(消防署約3,000㎡、ホテル約11,300㎡)
ホテルの概要
総客数:310室(シングル246室、ツイン64室) レストラン、貸会議室、駐車場60台)
ホテル建設費
約23.6億円
●建築物の名称
中原消防署・ホテル
●敷地の地名地番
中原区新丸子東3-1175-1
●敷地
用途地域
商業地域
指定建ぺい率
80%
指定容積率
500%
●建築物等の概要
用途
消防署・ホテル
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造
階数
地上21階・地下0階
敷地面積
2559.11㎡
建築面積
1,350.00㎡
延べ面積
14,195.00㎡
高さ
76.20m
着工・完成
2006年7月7日着工 2008年3月24日完成予定
建築主
財団法人川崎市まちづくり公社
設計者
株式会社梓設計
工事施工者
東急・大山共同企業体 代表者 東急建設株式会社横浜店
●「建築計画のお知らせ」標識設置年月日
2005年11月30日
B地区 俯瞰(2008.3.23)
B地区俯瞰・北部
(2008.2.19)
B地区俯瞰・南部
(2008.2.19)
NEC玉川事業場入口
(2008.5)
NEC玉川事業場中門
(2008.5)
現在、NEC玉川事業場の敷地として稼動中であり、具体的な再開発計画は明らかになっていません。
事業名:NEC玉川ルネッサンスシティ
C地区・俯瞰(2008.3.24)
NEC玉川ルネッサンスシティ・広場より
(2007.5)
NEC玉川ルネッサンスシティ・遠景
(2007.5)
C地区は、「NEC玉川ルネッサンスシティ」として完成済みであり、NECエレクトロニクス、NECシステムテクノロジーといったグループ企業の事業所として稼動しています。NECのバレーボールチーム「NECレッドロケッツ」はここを本拠地として、練習場を構えています。
所在地
神奈川県川崎市中原区下沼部1753番の1の一部
敷地面積
約30,000㎡ (全体)
建築面積
約18,000㎡ (全体)
建物名称
●サウスタワー
●ノースタワー
●ホール棟
構造
鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
階数
●サウスタワー:地上26階・地下2階
●ノースタワー:地上37階・地下1階
●ホール棟:地上2階
高さ
●サウスタワー:約116m
●ノースタワー:約156m
●ホール棟:約15m
建築面積
●サウスタワー:7,717㎡
●ノースタワー:7,074㎡
●ホール棟:1,902㎡
●合計:16,693㎡
延床面積
●サウスタワー:79,554㎡
●ノースタワー:105,572㎡
●ホール棟:2,198㎡
●合計:187,324㎡
入居人員
●サウスタワー:3,000名
●ノースタワー:7,000名
●合計:10,000名
着工・稼働
●サウスタワー:1997年10月着工・2000年4月稼働
●ノースタワー:2002年10月着工・2005年5月稼働
D地区 俯瞰(2008.3.25)
正面エントランス
(2010.7.31)
NEC玉川ソリューションセンター
(2010.7.31)
NECレッドロケッツ玉川アリーナ
(2007.9)
7・8号館跡地
(2011.9.20)
現在、D地区はNEC玉川事業場の敷地として稼動中であり、事業所の他にグラウンドや体育施設(NECレッドロケッツ 玉川アリーナ)なども含む広大な土地を有しています。再開発というよりは純粋な施設の更新・増強として、「NEC玉川ソリューションセンター」の建設が行われました。
2011年9月には操業当初から残されていた7・8号館が解体され、更地になっています。
●事業の名称
(仮称)NEC玉川ソリューションセンター建設工事
●事業区域の位置
中原区下沼部1753-1他
●事業区域の面積
71,401.30㎡
●事業区域の概要
用途地域
工業地域 第一種住居地域
高度地区
第一種高度地区(第一種住居地域内)
指定建ぺい率
60%
指定容積率
200%
●建築物等の概要
用途
事務所
構造
鉄骨造
階数
地上12階
敷地面積
71,401.30㎡
建築面積
4,941.56㎡
延べ面積
48,535.74㎡
高さ
54m
着工・完成
2008年3月1日着工 2010年3月末日完成予定
建築主
日本電気株式会社
設計者
NECファシリティーズ株式会社 株式会社日建設計
工事請負人
NECファシリティーズ株式会社
●「建築計画のお知らせ」標識設置年月日
2007年8月1日