小杉町3丁目地区は、武蔵小杉駅西側の既存市街地にあたります。旧中原図書館・旧中原市民館など、再開発によって移転した跡地を活用した再開発計画が進められてきました。

地区は「小杉町3丁目中央地区」「小杉町3丁目東地区」の2地区に分けられ、「小杉町3丁目中央地区」においてはタワーマンション「プラウドタワー武蔵小杉」、商業・業務施設「セントア武蔵小杉A棟・B棟」、中層マンション「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」の複合開発が完成しました。「小杉町3丁目東地区」おいても低層部が商業・業務・公共施設、高層部がタワーマンションとなる再開発ビルが計画されています。

事業名：小杉3丁目中央地区第一種市街地再開発事業

小杉町3丁目中央地区はA地区とB地区に区分されます。A地区は、移転予定の中原市民館や、多くの既存商店やアパート、区役所前の南部沿線沿いの道路を含む地域です。地上45階の分譲住宅棟（プラウドタワー武蔵小杉）、地上3階の業務・商業棟（セントア武蔵小杉）、地上13階の賃貸住宅・商業・業務棟（ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉・セントア武蔵小杉）の3棟のビルが建設されるとともに、あわせて区役所前の道路の拡幅が行われました。

A地区にドーナツ状に囲まれたB地区には富士通の労働組合関連施設「ユニオンビル」がありますが、こちらは再開発計画に加わりませんでした。そのため、A地区の再開発ビルは既存のユニオンビルを囲むように建設されました。

■小杉町3丁目中央地区A地区事業概要（PDF：59.8kb）

事業名：小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業

小杉町3丁目東地区は、マルエツ、川崎信用金庫、旧中原図書館、みずほ銀行が主に占める地区です。そのうち旧中原図書館については東隣の「小杉駅南部地区A地区」に2013年4月に移転が完了しました。地権者等による「小杉町3丁目東地区市街地再開発組合」が設立され再開発計画の検討を行っています。

現在は実施設計案の策定が進み、商業・公共公益施設およびタワーマンションの建設が行われる計画となっています。